リゼロのメィリィの首絞めシーンが衝撃!スバルとの関係と真意

プレアデス監視塔の石造りの部屋で自分の両手を見つめるスバルと倒れたメィリィ アクション・冒険

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『リゼロ』第六章のメィリィは、スバルの身体で首を絞められたと考えられますが、当人に犯行の記憶はありません。

作中では明確な殺意による死とされる一方、記憶喪失後のスバル本人が自覚的・計画的に殺害を決断した事件ではないことが、この謎を理解する重要なポイントです。

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リゼロのメィリィ首絞め事件では何が起きた?

結論から整理すると、原作Web版第六章44「血の勲章」でスバルが意識を取り戻したとき、目の前にはすでに命を失ったメィリィ・ポートルートが倒れていました。

スバルは直前の出来事を覚えておらず、手首には傷があり、喉にも違和感があります。

それでも最初に取った行動は、メィリィを「殺した」と認めることではありません。

呼びかけ、体に触れ、覚えている範囲の知識を頼りに蘇生を試みます。

しかし、メィリィが息を吹き返すことはありませんでした。

そして状況を確認するにつれ、スバルにとってあまりにも都合の悪い物証が次々に見つかります。

メィリィの首には圧迫された痕跡があり、スバルが自分の指を重ねると、その形が一致しました。

さらにスバルの左右の手首には爪で抵抗されたような傷があり、メィリィの爪にも血が残っています。

原作ではメィリィの死について、運命や偶然ではなく明確な殺意によるものだと描かれています。だから「そもそも殺意がなかった」と整理するのも正確ではありません。

一方で、ここには別の問題があります。

その殺意を抱いて首を絞めた瞬間の記憶が、目覚めたスバルには一切なかったのです。

現場で確認できる事実を整理すると、次のようになります。

  • メィリィは首を絞められて命を失っていた
  • 首に残った指の痕跡はスバルの手と一致した
  • スバルの両手首には抵抗されたと考えられる爪痕があった
  • メィリィの爪には血が残っていた
  • 部屋にいたのはスバルとメィリィ
  • しかし目覚めたスバルには首を絞めた記憶がない

原作第六章44でスバル自身も、状況証拠を前に「ナツキ・スバルが行ったとしか結論できない」という地点まで追い詰められています。

そして、この事件を単なる殺人事件から「自己同一性の恐怖」へ変えるのが、スバルの左腕に残された文字でした。

そこには爪によって日本語で、

「ナツキ・スバル参上」

と刻まれていたのです。

しかも文字には、筆記具で書いたものとは違うとはいえ、スバル自身が自覚しているトメやハネの癖が残っています。

そのためスバルは、「誰かが自分になりすましている」という逃げ道すら失っていきます。

意識が途切れた間だけ、自分の知らない「ナツキ・スバル」が身体に戻ってきたのではないか。

そんな疑念を、本人が抱くことになるのです。

アニメ4th season第76話「殺人は癖になる」でも、意識断絶後のメィリィの死と「ナツキスバル参上」、さらに『死者の書』による真相への接近が描かれています。

つまり、この首絞め事件の怖さは「主人公が人を殺したらしい」ことだけではありません。

最も信じたいはずの自分自身が、最も信用できない存在になる。

そこまでスバルを追い込む仕掛けなのです。

メィリィの首絞め事件は、前後のエピソードを続けて見ると「ナツキ・スバル参上」の意味やスバルの心理変化を整理しやすくなります。
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結局メィリィを殺したのは誰?ルイ・アルネブとの関係

ここが「リゼロ メィリィ 首絞め」で最も混乱しやすい部分です。

結論は、物理的な痕跡から見れば、メィリィの首を絞めたのはスバルの身体です。ただし、記憶喪失後のスバル本人が自覚的にメィリィへの殺意を決断し、計画して実行した事件と考えるのは不正確です。

事件の情報は、3段階に分けると分かりやすくなります。

まず「事件直後に確認できた事実」。

メィリィは絞殺され、指跡とスバルの手が一致し、抵抗された痕跡までスバルの身体に残っていました。

この段階では、スバル本人も犯行を「ナツキ・スバル」が行ったと考えざるを得ません。

次に「当時のスバルが立てた仮説」です。

異世界召喚後の記憶を失ったスバルにとって、仲間たちが信頼する「ナツキ・スバル」は、自分でありながら知らない人物でした。

その知らない自分が、意識の断絶した時間だけ身体へ戻り、メィリィを殺したのではないか。

「ナツキ・スバル参上」という文字も、その疑いを強烈に補強します。

ただし、これは事件時点のスバルが証拠から組み立てた認識です。

ここを「本当に別人格のナツキ・スバルが存在し、本人の意思で殺した」とそのまま確定事項にしてはいけません。

そして第六章後半で明らかになるのが、魔女教大罪司教「暴食」担当のルイ・アルネブの介入です。

第六章74「ナツキ・スバル」では、記憶を失う以前のスバルが『タイゲタ』でレイドの『死者の書』を探した際、『記憶の回廊』でルイと遭遇し、『記憶』を奪われたことが語られます。

それによって異世界へ来てからの経験を失った、現在の「記憶喪失のスバル」が生まれました。

さらに第六章75「ルイ・アルネブ」では、もっと踏み込んだ仕掛けが判明します。

ルイはスバルが持つ「死に戻り」に強い興味を抱き、自分自身を二つに分け、一方を魔女因子としてスバルの内側へ加えるという行動を取っていました。

作中では、ルイがスバルを内側から蝕みながら「死に戻り」を経験し、のちにスバルと同一化していたことまで描かれています。

ここまで踏まえると、首絞め事件を、

「いつものスバルが隠していた本性を現して、メィリィを憎んで殺した」

と理解することはできません。

むしろ事件当時のスバルは、記憶を奪われたうえ、ルイの介入によって自己認識そのものを揺さぶられている状態でした。

したがって、検索者が知りたい「スバルがメィリィを殺した理由は?」への答えは、単純な恨みや復讐ではありません。

物証上はスバルの身体がメィリィの死に直接関わっています。

しかし、それを「記憶喪失後のスバルが自分の意思で殺害を決断した」と同一視してはいけない。

ルイ・アルネブによる記憶への干渉と、スバルの内側に入り込んだ存在を含めて理解する必要がある事件なのです。

私は、この仕掛けが非常に『リゼロ』らしいと感じます。

ただ「犯人は誰だ?」で終わらせず、犯人を追うほど「では、その人間をその人間たらしめるものは身体なのか、記憶なのか、意思なのか」という問いへ移っていく。

ミステリーの形を借りながら、主人公の存在そのものを疑わせる構造になっているのです。


メィリィはなぜスバルを殺そうとした?エルザと「殺人は癖になる」

首絞め事件を理解するうえで、もう一つ欠かせない事実があります。

メィリィ自身も、別の周回ではスバルを螺旋階段から突き落として殺そうとしていたことです。

Web版第六章56「これからの話」で、スバルは「死に戻り」で得た情報から犯行を予測します。

メィリィが背後から仕掛けようとした場面で先回りし、転落しかけた彼女を逆に支えることで殺害を未然に防ぎました。

そしてその場面で、別の時間軸ではメィリィが二度、スバルの背中を押して高所から転落させていたことも示されます。

では、なぜメィリィはスバルを狙ったのでしょうか。

背景にあるのが、エルザ・グランヒルテを失ったことと、メィリィが身につけてきた「問題の解決方法」です。

メィリィとエルザは血のつながった姉妹ではありません。

しかし、メィリィにとってエルザは長い時間をともに過ごした大きな存在でした。

幼いメィリィは普通の家庭で感情の整理方法を学ぶのではなく、人を傷つけることが日常に入り込んだ環境で育っています。

だから大切な存在を失っても、

悲しい。

腹が立つ。

寂しい。

誰かを憎みたい。

本当は何を望んでいるのか分からない。

そんな複雑な感情を、本人がきれいに整理できません。

スバルがメィリィの『死者の書』を追体験した場面では、彼女に大切な人がいたこと、その存在を奪われて寄る辺を失ったこと、そしてスバルたちと行動する中で自分の立ち位置に苦しんでいたことが見えてきます。

私はここが、メィリィという人物を見るうえで非常に大切だと思っています。

彼女の行動は肯定できません。

スバルを転落させようとした以上、止められなければならない行為です。

しかし、「間違った行動をした人物」と「もう変われない人物」は同じではありません。

スバルが見たのは、まさにその違いでした。

メィリィには感情がないのではなく、感情をどう処理すればいいのか知らない。

怒りや悲しみに名前を付け、人と話し、時間をかけて受け止める代わりに、長年使ってきた「相手を消す」という方法へ戻ってしまう。

だからこそ「殺人は癖になる」という言葉が重く響きます。

それはメィリィを生まれながらの怪物として切り捨てる言葉ではなく、覚えてしまった生き方を放置すれば、何度でも同じ解決方法を選んでしまうという危うさを示す言葉として読めます。

そしてスバルは、そこに別の選択肢を作ろうとします。

「殺そうとしたから殺す」ではありません。

次に同じ感情を抱いたとき、殺す以外の答えを選べるようになるか。

そのための時間を与えようとするのです。

※画像はAIによるイメージ

スバルとメィリィの関係は敵からどう変わった?

メィリィは、最初からスバルの仲間だったわけではありません。

アーラム村では村の子どもたちの中へ紛れ込み、魔獣を利用してスバルたちを危険にさらしました。

「魔操の加護」によって魔獣を操ることができ、暗殺者エルザ・グランヒルテと行動していた少女です。

その後、立場が変化し、プレアデス監視塔へ向かう旅では魔獣への対処能力を買われて同行します。

つまり二人の関係は、もともと命を狙われた側と狙った側から始まっています。

だからこそ第六章56の場面は重要です。

メィリィがスバルを殺そうとしていた事実を知っても、スバルは報復として彼女を排除しません。

しかもスバルがエミリアを立ち会わせた理由は、自分を守ってもらうためだけではありませんでした。

メィリィを止めたことで、意識が途切れ、以前メィリィを殺した「ナツキ・スバル」が再び表に出る可能性をスバルは警戒しています。

だから、自分がメィリィを傷つける側になったときにも止めてもらえるよう、エミリアを頼ったのです。

原作でもスバルは、自分の意識がなくなり「ナツキ・スバル」が現れた場合でも、仲間なら何とかしてくれると考えています。

ここが私は、本当に好きです。

スバルは「俺を殺すな」だけを求めていません。

「俺もお前を殺さない。そのために自分自身まで監視対象にする」

というところまで踏み込んでいます。

そしてエミリアもまた、単純にメィリィを監視するのではなく、「スバルが約束を守るか一緒に見ていればいい」という方向へ関係を組み替えていきます。

これまでのメィリィにとって、関係はとても分かりやすいものでした。

殺す側。

殺される側。

支配する側。

従う側。

敵。

味方。

ところがスバルとエミリアは、そこへ見慣れない選択肢を持ち込みます。

「間違えたけれど、次は違う方法を選べる人」。

そんな中間地点を作ったのです。

メィリィにとって、これは相当に理解しにくい考えだったはずです。

自分が相手を害そうとしたのに、報復されない。

それどころか、自分を止めながら「これからどうすればいいか考えよう」と言われる。

私は、この戸惑いそのものがメィリィの変化の入口だと考えています。

誰かを信頼するというのは、「この人は絶対に自分を傷つけない」と無条件に信じ込むことではありません。

危うさを知り、それでも同じ場所に立つためのルールを一緒に作っていくことでもあります。

第六章のスバルとメィリィは、まさにそこから関係を作り直していくのです。

首絞め事件だけでなく、メィリィの『死者の書』や螺旋階段での対峙まで続けて振り返ると、二人の関係が「殺す・殺される」から変わっていく過程を追いやすくなります。
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首絞め事件が示す「手」と「名前」の意味を考察

ここからは、作中で確認できる事実を踏まえた私なりの考察です。

メィリィ首絞め事件が強烈なのは、殺人の謎と同時に、「自分とは何によって自分なのか」という問いを突きつけてくるからだと思います。

記憶喪失のスバルにとって、「ナツキ・スバル」は自分の名前であるはずでした。

ところが周囲の人々から過去を聞くほど、その名前は自分から遠ざかります。

エミリアが信じる人。

ベアトリスが大切にする人。

ユリウスと関係を築いてきた人。

絶望的な状況を何度も突破してきたらしい人。

記憶を失ったスバルからすれば、自分とはかけ離れた人物に見えてしまいます。

そんな状況で、自分の腕に刻まれたのが「ナツキ・スバル参上」です。

普通なら自分の名前は、「私は私だ」と確認させてくれるものです。

しかしこの場面では真逆です。

名前を見せつけられるほど、スバルは自分がナツキ・スバルなのか分からなくなる。

私は、この逆転が第六章の恐怖を象徴していると思います。

そしてメィリィもまた、別の意味で「自分」を見失っています。

彼女はエルザという大きな存在を失いました。

自分の感情をどう理解し、これからどう生きればいいのか分からず、過去に身につけた方法へ戻ろうとします。

スバルは自分の過去を失ったことで、自分が分からない

メィリィは自分の生き方を形作っていた存在を失ったことで、自分が分からない

二人はまったく違うようで、実は「過去に頼れなくなったあと、これからの自分をどう作るか」という同じ問題の前に立っているのではないでしょうか。

そして、もう一つ印象的なのが「手」です。

原作第六章44では、スバルの手はメィリィを殺したことを示す物証になります。

首に残った指の痕跡。

抵抗された手首の傷。

自分の身体そのものが、自分へ疑いを向けてきます。

ところが第六章56では、同じ「手」がまったく逆の役割を持ちます。

メィリィがスバルを突き落とそうとした場面で、スバルは死に戻りで知った未来を使い、彼女を排除するのではなく、転落しかけた身体を支えます。

奪う手だったものが、救う手になる。

ここに私は、「死に戻り」という能力の意味が凝縮されているように感じました。

『リゼロ』のやり直しは、経験した悲劇をスバルの記憶まで消してくれる能力ではありません。

失敗したこと。

守れなかったこと。

怖かったこと。

自分自身を疑ったこと。

それらを抱えたまま、もう一度同じ場所へ戻ります。

だからこそ、前の時間軸でメィリィを失った経験が、次の時間軸でメィリィを生かす選択へ変わる。

なかったことになるのは世界の結果であって、スバルが受け取った意味ではありません。

これは、メィリィにも重なると思います。

彼女が暗殺者として生きてきた過去も、エルザを大切に思ったことも消えません。

誰かを傷つけた過去があるからといって、「何もなかった普通の少女」へ戻ることもできません。

でも、過去を消せないことと、未来まで同じ行動を繰り返すことは別です。

スバルがメィリィへ差し出したのは、過去の免罪ではなく、次は違う答えを選べるという可能性だったのではないでしょうか。

2026年6月11日に公開された『アニメ!アニメ!』の第76話反応記事でも、「スバルなのにスバルではないように見える」状況や、メィリィの過去に対する視聴者の反応が紹介されました。

第76話が単なる死亡シーンではなく、「今ここにいるスバルは誰なのか」という疑問を強く残したことが、視聴者側の反応からも分かります。

さらに第六章後半では、スバルはルイ・アルネブと向き合い、失った「ナツキ・スバル」の記憶と自分自身を再びつなぎ直していきます。

そこで重要なのは、過去のスバルが何でもできる完璧な英雄だったわけではないことです。

苦しみ、怯え、失敗しながら、それでも他人の力を借りて前へ進んできた人物でした。

だから、記憶喪失の自分と過去の「ナツキ・スバル」を完全な別人として切り離す必要もありません。

弱かった自分も。

失敗した自分も。

誰かを救えなかった自分も。

それでも立ち上がった自分も。

全部を含めてナツキ・スバルなのです。

私は、メィリィにも同じことが言えると思っています。

暗殺者として過ごした過去がある。

スバルを殺そうとした時間軸もある。

だからといって、未来のメィリィまで「殺すことでしか問題を解決できない少女」であり続ける必要はありません。

人は過去だけで完成するのではなく、次の選択によって自分を作り直していける。

首絞め事件から始まった二人の関係が、そこまで反転するからこそ、私はこのエピソードを単なるショッキングな展開ではなく、第六章を象徴する物語の一つだと感じています。

首絞め事件の真相を知ったあとに第75話、第76話、その先の物語を見返すと、「ナツキ・スバル」という名前やメィリィへの接し方の見え方も変わります。
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まとめ|メィリィ首絞め事件は「スバルが憎んで殺した話」ではない

『リゼロ』第六章のメィリィ首絞め事件では、スバルの身体がメィリィを絞殺したと判断できる物証が残っています。

原作もメィリィの死を「明確な殺意」によるものとして描いているため、「殺意のない事故だった」と考えるのは正確ではありません。

ただし、事件当時の記憶喪失スバルには犯行の記憶がありません。

その後の物語では、『暴食』の大罪司教ルイ・アルネブがスバルの記憶を奪い、自身の一部を魔女因子としてスバルの内側へ入り込ませていたことも明らかになります。

そのため、事件を「スバルがメィリィを憎み、自覚的・計画的に殺害した」とだけ説明するのは不十分です。

一方のメィリィも、別の周回ではスバルを螺旋階段から突き落とそうとしていました。

しかしスバルは、その事実を知ったあとに報復を選びません。

エミリアの力も借りながら、自分自身も含めて「殺す」という答えへ進まないよう道を作りました。

首を絞めた手。

転落するメィリィを支えた手。

同じスバルの身体が、時間軸によってまったく異なる意味を持ちます。

だから私は、この事件の本当の見どころは「誰が殺したのか」という謎の先にあると思っています。

過去に何をしたかだけではなく、次に何を選ぶかによって人は変わっていける。

殺し合う可能性のあったスバルとメィリィが、その危うさを消すのではなく、互いに抱えたまま「殺さない関係」を作ろうとする。

その不器用な変化まで追うと、メィリィ首絞め事件は第六章の「自分とは誰か」というテーマと、きれいにつながって見えてくるのではないでしょうか。


よくある質問

メィリィを首絞めしたのはスバルですか?

物証上は、スバルの身体がメィリィの首を絞めたと判断できる状況です。

首の指跡とスバルの手が一致し、手首には抵抗された痕跡も残っています。

ただし当時の記憶喪失スバル本人には犯行の記憶がなく、後にはルイ・アルネブによる記憶への干渉とスバル内部への介入も判明します。

そのため、「普段のスバルが自分の意思でメィリィを憎んで殺した」と理解するのは適切ではありません。

「ナツキ・スバル参上」と書いたのは誰ですか?

事件直後のスバルは、意識が途切れた間に別の「ナツキ・スバル」が戻り、文字を刻んだのではないかと疑います。

実際、文字にはスバル自身が認識できる書き癖がありました。

その後、ルイ・アルネブがスバルの記憶を奪い、自身の一部を魔女因子として内部へ入り込ませていたことが分かるため、一連の意識断絶はルイの介入と切り離して考えられません。

メィリィはなぜスバルを殺そうとしたのですか?

エルザを失ったことで生まれた複雑な感情と、メィリィがそれまで身につけてきた「殺すことで問題を処理する」という生き方が大きく関係しています。

メィリィ自身も自分の感情を明確に整理できておらず、単純な復讐心だけで説明できる行動ではありません。

だからスバルは彼女を報復で排除するのではなく、「次は殺す以外の答えを探す」という方向へ導こうとしました。第六章56では、その姿勢をエミリアも支えています。

スバルもメィリィも、過去を消してやり直すことはできません。

それでも、過去と同じ選択を未来でも続ける必要はない。

私は、その小さな可能性を何度でも拾い直すところに、『Re:ゼロから始める異世界生活』という作品の優しさがあると思っています。

執筆:みらくる

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