怪獣8号二期主題歌はABYSS?OP・ED全4曲と歌詞の意味を解説

怪獣8号の迫力あるキャラクターが拳を握りしめて立つ姿と、「怪獣8号 二期の主題歌はアビス!歌手や歌詞の意味を解説」という日本語のキャッチコピーが左側に配置された、ダークでドラマチックなアイキャッチ画像。 SF・ファンタジー

『怪獣8号』二期の主題歌は「ABYSS」ではありません。「Abyss」は第1期OPで、第2期OPはAURORA「You Can’t Run From Yourself」です。

「怪獣8号 二期 主題歌 アビス」「怪獣8号 主題歌 ABYSS」「怪獣8号 エンディング曲」と調べていると、第1期と第2期の楽曲が混ざってしまい、「結局どれが二期の曲なの?」と迷いやすいですよね。

この記事では、第1期・第2期のOPとEDを最初に整理したうえで、YUNGBLUD「Abyss」の意味、AURORAによる二期OP、OneRepublicが担当するED、さらに日比野カフカの物語と主題歌がどう重なっているのかまで丁寧に掘り下げます。

  1. 怪獣8号二期の主題歌はABYSS?誰が歌っている?
    1. 「ABYSS」を歌うYUNGBLUDとは?
    2. 「ABYSS」と「Nobody」は第1期主題歌
  2. 「ABYSS」の意味とは?怪獣化したカフカの葛藤を考察
    1. 光と闇の両方を持つ日比野カフカ
    2. 「深淵」から這い上がる物語として聴くと印象が変わる
    3. 怪獣8号の世界観とリンクする音楽構成
  3. 怪獣8号二期OP「You Can’t Run From Yourself」は誰が歌う?
    1. AURORAが語った「光と闇」のテーマ
    2. 第2期OP映像はワンカット3DCG
  4. 怪獣8号二期のエンディング曲はOneRepublic「Beautiful Colors」
    1. 第1期ED「Nobody」はどんな曲?
    2. 第2期「Beautiful Colors」が示す変化
  5. 「Never Break Down」「Warcry」「Scream」など劇中音楽にも注目
    1. 戦闘シーンを彩る音楽の魅力
  6. 「Abyss」や二期主題歌を楽しむ方法は?
    1. 「Abyss」はいつリリースされた?
    2. 第2期OPは2025年7月18日配信
    3. ノンクレジットOP・EDで映像も味わいたい
  7. 「Abyss」から第2期OPへ何が変わった?みらくるの考察
    1. 海外アーティスト起用は『怪獣8号』の世界観と相性がいい
    2. 主題歌を知ると日比野カフカの見え方が変わる
    3. 「ABYSSが二期主題歌」と思われやすい理由
  8. まとめ|怪獣8号「ABYSS」は第1期、二期OPはAURORA
  9. 怪獣8号二期主題歌に関するよくある質問
    1. Q1. 『怪獣8号』二期の主題歌は「ABYSS」ですか?
    2. Q2. 「ABYSS」を歌っているのは誰ですか?
    3. Q3. 『怪獣8号』二期のエンディング曲は「Nobody」ですか?

怪獣8号二期の主題歌はABYSS?誰が歌っている?

結論から言うと、YUNGBLUDが歌う「Abyss」は『怪獣8号』第1期のオープニングテーマです。

2025年7月19日に放送・配信がスタートした第2期のOPは、ノルウェー出身のシンガーソングライター・AURORA(オーロラ)による「You Can’t Run From Yourself」。

EDは、第1期から続投したOneRepublicによる「Beautiful Colors」です。

整理すると、主題歌は次の4曲になります。

シーズン 区分 アーティスト 曲名
第1期 OP YUNGBLUD Abyss
第1期 ED OneRepublic Nobody
第2期 OP AURORA You Can’t Run From Yourself
第2期 ED OneRepublic Beautiful Colors

つまり、「アビスを歌っているのは誰?」への答えはYUNGBLUD、「怪獣8号二期OPを歌っているのは誰?」への答えはAURORAです。

OneRepublicについては第1期と第2期の両方でEDを担当しているため、ここが情報を混同しやすいポイントでもあります。

「ABYSS」を歌うYUNGBLUDとは?

「Abyss」を担当したYUNGBLUD(ヤングブラッド)は、イギリス出身のロックアーティストです。

『怪獣8号』では2024年4月13日に放送が始まった第1期のOPテーマを担当しました。

第1期OP映像は、怪獣へ変身してしまったことで孤独を抱える日比野カフカの心情と楽曲を重ねるように構成されています。

YUNGBLUDの音楽には、若者が抱える疎外感や葛藤、怒りなどをむき出しにするような強さがあります。

そのため、「人間として防衛隊員になりたい」という夢を持ちながら、自分自身が怪獣になってしまったカフカとの相性がとても良いのです。

単に怪獣とのバトルを盛り上げる激しいロック曲というだけではありません。

「自分は人間なのか、それとも怪獣なのか」というカフカの揺らぎを、音楽側から補強している曲と考えると、「Abyss」が第1期OPに選ばれた意味がより鮮明になります。

「ABYSS」と「Nobody」は第1期主題歌

「Abyss」とセットで覚えておきたいのが、OneRepublic(ワンリパブリック)の「Nobody」です。

第1期では、

  • OP:YUNGBLUD「Abyss」
  • ED:OneRepublic「Nobody」

という組み合わせでした。

「Abyss / Nobody」は2024年6月26日にCD商品としても発売され、両曲に加えてインストゥルメンタル音源も収録されました。

初回生産限定盤のBlu-rayにはノンクレジットOP・ED映像が収録され、キービジュアルを使用したポスターやポストカードも用意されています。

そのため、「怪獣8号 エンディング曲」と検索して「Nobody」にたどり着いた方も多いと思いますが、「Nobody」は第1期EDです。

第2期もOneRepublicがEDを担当していますが、楽曲は「Beautiful Colors」へ変更されています。

同じアーティストが続投しているからこそ、「Nobodyも二期の曲だったかな?」と記憶が混ざりやすいのでしょう。


「ABYSS」の意味とは?怪獣化したカフカの葛藤を考察

「Abyss」は、日本語では「深淵」「底知れない深い場所」などを意味する言葉です。

『怪獣8号』の物語と重ねるなら、私は日比野カフカがのぞき込むことになった、自分自身の内側にある深淵を象徴しているように感じます。

カフカは幼い頃、亜白ミナとともに「防衛隊員になって怪獣を全滅させよう」と約束しました。

しかしミナが防衛隊第3部隊の隊長へと成長していく一方、カフカは防衛隊員になる夢をかなえられないまま年齢を重ねています。

物語の序盤では、怪獣討伐後の現場を片付ける怪獣専門清掃業者として働いていました。

そんなカフカが、市川レノとの出会いによってもう一度防衛隊を目指そうと決意します。

ところがその矢先、謎の小型怪獣が体内へ入り込み、カフカ自身が怪獣へ変身できる身体になってしまいます。

夢にもう一度手を伸ばした瞬間、自分自身が防衛隊の討伐対象になり得る存在になってしまった。

この皮肉こそ、『怪獣8号』という物語の大きな特徴です。

一般的なヒーロー作品なら、「特殊能力を得ること」が主人公の前進になる場合があります。

しかしカフカの場合は逆です。

怪獣8号という圧倒的な力を得たことで、自分が何者なのかという問いはむしろ深くなってしまいました。

だからこそ「Abyss」という曲名が、ただ暗く格好いいだけでは終わらず、主人公の生き方そのものへつながってくるのです。

光と闇の両方を持つ日比野カフカ

カフカには、二つの顔があります。

一つは、仲間を思いやり、ミナとの約束を果たすため防衛隊員を目指す人間・日比野カフカ。

もう一つは、圧倒的な力で怪獣を粉砕する怪獣8号です。

視聴者にとって怪獣8号の力は頼もしいものですが、カフカ本人にとっては単純に喜べる能力ではありません。

正体を知られれば、仲間と同じ場所に立てなくなるかもしれない。

怪獣として処分されるかもしれない。

そして何より、力を使い続けるうちに「人間としての自分」を失うのではないかという不安がつきまといます。

つまりカフカの戦いは、怪獣との外面的な戦闘だけではありません。

自分の内部に存在する怪獣とどう共存するかという、もう一つの戦いでもあるのです。

「Abyss」は、その言葉にしづらい孤独まで含めて設計された主題歌として聴くと、作品との結びつきがより深く感じられます。

「深淵」から這い上がる物語として聴くと印象が変わる

私が「Abyss」に惹かれるのは、「深淵」という言葉が絶望だけを意味しているようには感じられないからです。

『怪獣8号』そのものが、一度夢を諦めた男が、もう一度そこから這い上がろうとする物語だからです。

カフカはいわゆる若き天才主人公ではありません。

自分よりも若い市川レノや四ノ宮キコルと同じ舞台に立ち、身体能力や才能の差を思い知らされます。

防衛隊選抜試験では、怪獣の力を隠した状態では思うような結果を出せません。

それでもカフカは、経験や怪獣清掃業で身につけた知識など、自分に残されているものを必死に使って前へ進みます。

だから「深淵」は、落ちたら終わりの場所ではありません。

そこからもう一度上を向けるかどうかを試される場所とも受け取れるのです。

43歳になって作品を見ている私自身、カフカの姿には妙に胸を突かれるものがあります。

若い頃なら「怪獣になって戦える主人公」という部分に真っ先に惹かれたかもしれません。

今はむしろ、「一度諦めた夢へもう一度向き合う怖さ」のほうが心に残ります。

自分より若い人たちに囲まれても、遅かったと笑われそうでも、それでも一歩踏み出す。

「Abyss」という重いタイトルがカフカに似合うのは、彼がただ強い人物だからではありません。

何度沈んでも、それでも戻ろうとする人だからこそ似合う曲なのだと思います。

怪獣8号の世界観とリンクする音楽構成

「Abyss」は、楽曲そのものにある重さと爆発力の対比も印象的です。

[喪失と葛藤] →  [決意と覚悟]を表現した図

特にアニメのOP映像と合わせて見ると、「怪獣としての異質さ」と「人間として生きたいカフカ」の衝突がより鮮明になります。

第1期OP映像は全編3DCGで制作され、怪獣の発生を思わせるイメージや、カフカとミナが共有した未来を想起させる要素が盛り込まれています。

ここで興味深いのは、主要キャラクターを順番に紹介するだけの映像ではないことです。

「怪獣8号」という存在が生まれ、カフカが人間と怪獣の境界へ踏み込んでいく感覚そのものを視覚化しています。

私はここに、『怪獣8号』が主題歌を単なる番組の入口として扱っていない強さを感じます。

本編が始まる前の約90秒ほどの映像の中で、カフカが抱える異物感や孤独を先に体感させる。

そう考えると、OP映像そのものが短編作品のような役割を果たしているのです。


怪獣8号二期OP「You Can’t Run From Yourself」は誰が歌う?

第2期OP「You Can’t Run From Yourself」を担当しているのは、ノルウェー出身のシンガーソングライターAURORA(オーロラ)です。

第2期は2025年7月19日に放送・配信がスタートし、楽曲はその前日の7月18日に配信開始となりました。

AURORAが『怪獣8号』のために制作した楽曲で、日比野カフカ/怪獣8号の心情を意識した内容となっています。

タイトル「You Can’t Run From Yourself」を直訳に近い感覚で捉えるなら、「自分自身からは逃げられない」

この言葉は、まさに第2期へ進んだカフカを象徴しているように思えます。

怪獣になったという事実を他人から隠すことはできても、自分の身体に宿る怪獣8号から自分自身が逃れることはできません。

怪獣8号を完全に否定することは、仲間を救ってきた自分自身の力を否定することにもつながります。

第1期の「Abyss」が深淵へ落ちていく感覚を表していたとするなら、第2期ではさらにその先へ進みます。

深淵の中にいる自分と、どう向き合って生きるのか。

曲名だけを並べても、カフカの物語が一段階進んでいることが感じられるのです。

AURORAが語った「光と闇」のテーマ

AURORAは「You Can’t Run From Yourself」について、人の心に存在する光と闇、天使と悪魔のような両面性を意識した趣旨を語っています。

これは『怪獣8号』の核心ともよく重なります。

この作品では、怪獣だから必ず悪、人間だから必ず善という単純な図式だけではカフカを説明できません。

カフカを救い、仲間を守る力になったものこそ、怪獣8号の能力だからです。

その一方で、怪獣の力を持つことは防衛隊にとって大きな危険でもあります。

つまり第2期OPが投げかけているのは、「自分の中にある受け入れがたい部分を、どう抱えて生きるのか」という問いではないでしょうか。

私自身、「Abyss」と「You Can’t Run From Yourself」を続けて聴いたとき、第1期と第2期ではカフカの苦しみ方そのものが変わっているように感じます。

第1期は「なぜ自分が怪獣になったのか」。

第2期では「怪獣である自分も含めて、これから何者になるのか」。

主題歌が変わることで、主人公の問いまで更新されているのです。

第2期OP映像はワンカット3DCG

第2期のノンクレジットOP映像も大きな見どころです。

第1期に続いてスタジオカラーとビジュアルデザインスタジオ・WOWが関わり、全編ワンカットで進む3DCG映像として制作されています。

怪獣9号をはじめとする怪獣、防衛隊員たち、そしてカフカ自身の苦悩が途切れることなくつながっていきます。

私は、この「止まらない映像」という形式そのものが「You Can’t Run From Yourself」という曲名と響き合っているように感じました。

カメラは途中で逃げ場を作りません。

カフカもまた、自分から逃げ切ることはできません。

物語もカメラも前へ進み続け、その先で必ず自分自身へ戻ってくる。

これは歌詞だけを見るより、音楽と映像を同時に体験することで初めて完成する表現ではないでしょうか。


怪獣8号二期のエンディング曲はOneRepublic「Beautiful Colors」

第2期EDを担当するのは、第1期から続投したOneRepublicです。

ただし楽曲は、第1期の「Nobody」から第2期では「Beautiful Colors」へ変更されています。

ここも「怪獣8号 エンディング曲」と検索している方が混同しやすいポイントでしょう。

改めて整理すると、

  • 第1期:Abyss/Nobody
  • 第2期:You Can’t Run From Yourself/Beautiful Colors

です。

OP担当アーティストはYUNGBLUDからAURORAへ交代しました。

一方EDはOneRepublicが続投しながら、曲そのものを変える構成になっています。

この「変わるものと変わらないもの」の配置も、『怪獣8号』という作品にはよく似合います。

第1期ED「Nobody」はどんな曲?

OneRepublicの「Nobody」は、第1期EDとして制作された楽曲です。

フロントマンのRyan Tedder(ライアン・テダー)が来日した際、日本で制作された楽曲で、『怪獣8号』の物語やキャラクターだけでなく、日本そのものからも着想を得たことが語られています。

激しい戦闘の余韻を引きずったまま「Nobody」が流れると、OP「Abyss」とはまったく異なる感情へ切り替わります。

怪獣との戦いは派手です。

しかしカフカやレノ、キコルたちが本当に守りたいのは戦場そのものではありません。

怪獣に怯えずに暮らせる街。

仲間と笑える時間。

いつもの日常です。

私は「Nobody」の役割を、戦闘によって高ぶった視聴者の感情を、人のいる場所へ戻してくれる音楽のように感じています。

OPがカフカの内側へ潜っていく曲なら、EDは仲間のいる場所へ戻ってくる曲。

その対比も第1期の魅力でした。

第2期「Beautiful Colors」が示す変化

第2期でもOneRepublicがEDを担当し、「Beautiful Colors」が起用されています。

同じアーティストを続投させながら、新しい楽曲へ切り替える構成は非常に興味深いところです。

声やサウンドには第1期から続く安心感があります。

しかし物語の状況は、もう第1期と同じではありません。

カフカの正体を取り巻く状況、防衛隊内での立場、怪獣9号との戦いなど、登場人物たちの置かれた環境は変化していきます。

それでも彼らをつないでいるものまで消えるわけではありません。

仲間を信じる気持ち。

誰かを守りたいという意志。

そうした『怪獣8号』の芯だけは変わらない。

私は、OneRepublicが続投しながら曲だけが変わったことに、「同じ場所には戻れない。でも、大切なものは持ったまま進める」という作品の感覚を重ねたくなります。


「Never Break Down」「Warcry」「Scream」など劇中音楽にも注目

『怪獣8号』の音楽を語るなら、OPとEDだけで終わらせるのはもったいありません。

「Never Break Down」「Warcry」「Scream」など、劇中で流れる音楽も、バトルと登場人物の感情をつなぐ重要な役割を担っています。

カフカが限界へ追い込まれる場面。

防衛隊員たちが巨大な怪獣へ立ち向かう場面。

キコルをはじめ、それぞれの隊員が背負うものと向き合う場面。

同じ戦闘シーンでも、どんな音を重ねるかによって受け取る感情は大きく変わります。

『怪獣8号』は「強い技を使って敵を倒す」だけの作品ではありません。

その一撃の前に、誰かを守りたい理由がある。

逃げたい恐怖がある。

それでも立ち向かおうとする意志があります。

音楽は、その画面だけでは説明しきれない感情を視聴者へ伝えてくれるのです。

戦闘シーンを彩る音楽の魅力

怪獣との戦闘では、緊張、恐怖、焦り、希望、安堵といった感情が短時間に次々と入れ替わります。

そこで重要になるのが、音楽を鳴らすことだけではなく、どこで音を引くのかです。

常に大音量で楽曲を鳴らしてしまえば、どの瞬間も同じ重さになってしまいます。

一度静けさを作る。

そこから重低音を入れる。

ある瞬間だけ人の声を際立たせる。

こうした「静」と「動」の差があることで、巨大怪獣の存在感や隊員たちの恐怖まで身体的に伝わってきます。

主題歌だけをプレイリストで聴くのも楽しいですが、本編を見返す際には「この場面ではなぜこの音なのだろう」と意識してみるのもおすすめです。

映像の意味を音から読み直すと、『怪獣8号』がかなり映画的な感覚で作られていることにも気づきます。


「Abyss」や二期主題歌を楽しむ方法は?

「Abyss」「Nobody」、第2期の「You Can’t Run From Yourself」「Beautiful Colors」は、デジタルでも展開されています。

また「Abyss」と「Nobody」については、2024年6月26日にCD「Abyss / Nobody(怪獣8号OP/EDテーマ)」が発売されました。

収録曲は、

  • Abyss
  • Nobody
  • Abyss インストゥルメンタル
  • Nobody インストゥルメンタル

です。

初回生産限定盤のBlu-rayには、第1期ノンクレジットOPとノンクレジットEDも収録されています。

楽曲単体を楽しむだけでなく、アニメ映像と一体になった表現まで確認したい方にはノンクレジット映像も相性がいいでしょう。

なお、CDや関連商品の価格、在庫、仕様、配信サービスでの取り扱い状況などは時期によって変わる可能性があります。

購入・視聴時には、各公式サービスや販売店の最新情報を確認してください。

「Abyss」はいつリリースされた?

「Abyss」は2024年3月29日にデジタルリリースされ、その後2024年4月から『怪獣8号』第1期OPとして使用されました。

さらに「Nobody」とセットになったパッケージ商品が2024年6月26日に発売されています。

年代で整理すると分かりやすいです。

2024年=第1期「Abyss」

2025年=第2期「You Can’t Run From Yourself」

「怪獣8号 二期 主題歌 アビス」と検索してきた方は、この年の違いを覚えておくと混乱しにくくなります。

第2期OPは2025年7月18日配信

AURORA「You Can’t Run From Yourself (from 怪獣8号)」は、2025年7月18日に配信開始されました。

翌7月19日からアニメ第2期が放送・配信されています。

『怪獣8号』のために制作された楽曲だからこそ、本編を知ったうえで改めて聴くと、歌声の印象まで変わって感じられます。

作品を知らずに聴けば、「自分自身から逃げられない」という普遍的なテーマを持つ曲。

カフカの物語を知ったあとに聴けば、怪獣8号という力を抱えて生きなければならない主人公の歌。

同じ曲なのに、物語を知る前と後で意味が増える。

そこがアニメ主題歌を深掘りする面白さだと私は思います。

ノンクレジットOP・EDで映像も味わいたい

第1期・第2期ともに、ノンクレジットOP・ED映像を通して主題歌と映像の組み合わせを楽しめます。

テロップがない状態で見ると、制作側がどこへ視線を誘導しているのかも分かりやすくなります。

第1期「Abyss」では、怪獣へ変わってしまったカフカの異質さや孤独。

第2期「You Can’t Run From Yourself」では、自分自身と向き合わざるを得ない苦悩。

同じ日比野カフカを描いているのに、主題歌映像が視聴者へ見せる主人公像は少しずつ変化しています。

第1期と第2期を続けて見比べると、ストーリーを説明する台詞がなくても、カフカが次の段階へ進んだことが伝わってくるのが面白いところです。


「Abyss」から第2期OPへ何が変わった?みらくるの考察

ここからは、作品を見てきた一人のファンとしての私見です。

『怪獣8号』の主題歌を第1期から第2期へ順番に並べると、私はカフカの成長というより「葛藤の形そのものが変わった」ことが音楽に表れているように感じます。

第1期「Abyss」で感じるのは、落下です。

防衛隊員になる夢に届かなかった。

怪獣になってしまった。

正体を知られれば、それまで築いてきた人間関係まで失うかもしれない。

「どうして自分が」という答えのない感覚の中へ落とされていく。

まさに深淵です。

ところが第2期「You Can’t Run From Yourself」になると、問いが変わります。

もう怪獣8号になったという事実は消せません。

問われるのは、怪獣8号という自分を抱えたまま、これから何者として生きるのかです。

私はこの違いが非常に重要だと思っています。

第1期が「こんな自分になってしまった」という物語なら、第2期は「こんな自分と、どう生きるのか」という物語。

だから「Abyss」から「You Can’t Run From Yourself」への変更は、単にアーティストを替えたという以上の意味を感じさせます。

海外アーティスト起用は『怪獣8号』の世界観と相性がいい

第1期OPはイギリスのYUNGBLUD。

第1期EDはアメリカのOneRepublic。

第2期OPはノルウェーのAURORA。

そして第2期EDでもOneRepublicが続投しています。

海外アーティストをこれだけ前面へ配置した音楽構成は、『怪獣8号』が持つ映像のスケール感ともよく合っています。

個人的には、「海外展開を意識して洋楽を使った」とだけ捉えると少しもったいないように思います。

『怪獣8号』には、都市を揺るがす巨大怪獣や、兵器を駆使して戦う防衛隊など、非常に大きな絵があります。

しかし物語の中心にあるのは、日比野カフカという一人の男の極めて個人的な感情です。

夢を諦めた悔しさ。

幼なじみに追いつけなかった劣等感。

仲間に正体を知られる怖さ。

それでも誰かを守りたいという気持ち。

世界規模のスケールと、一人きりの孤独。

YUNGBLUDにもAURORAにも、その両極を同時に感じさせる声の強さがあります。

だから海外アーティストでありながら、『怪獣8号』の世界へ違和感なく入り込めているのでしょう。

主題歌を知ると日比野カフカの見え方が変わる

私が改めて『怪獣8号』の主題歌を掘り下げて面白いと感じたのは、OPを追うだけでも主人公の心理の変化が見えてくることです。

第1期で強調されるのは、怪獣になってしまったカフカの孤独。

第2期では、その力も含めた自分自身から逃げられないという苦悩へ進んでいきます。

つまり主題歌の中心に置かれているのは、決して「最強の怪獣8号」だけではありません。

圧倒的な力を持ってしまった日比野カフカの心です。

ここを意識して本編を見ると、爽快な戦闘場面の印象も少し変わってきます。

怪獣8号が敵を圧倒する。

視聴者としては気持ちの良い瞬間です。

しかしカフカの側から見れば、その力を見せること自体に危険が伴います。

「この力を使っていいのか」。

「人間として戻れなくならないか」。

「仲間は自分をどう見るのか」。

強ければ強いほど、悩みまで消えるわけではありません。

むしろ力が大きくなるほど、その力を持つ自分とどう折り合いをつけるかが重要になる

主題歌は、本編で台詞にされる前から、そのテーマを視聴者へ伝えていたのかもしれません。

「ABYSSが二期主題歌」と思われやすい理由

「怪獣8号 二期 主題歌 ABYSS」と検索する人がいるのには、いくつか理由が考えられます。

まず「Abyss」と『怪獣8号』第1期の印象が非常に強く結びついていること。

作品を久しぶりに思い出した人の場合、「怪獣8号のOP=Abyss」という記憶のまま二期の曲を調べることがあります。

さらに、第1期EDを担当したOneRepublicが第2期でも続投しました。

アーティストが同じため、

「Nobodyも二期EDだった?」

「Abyssも続投した?」

という記憶違いが起きても不思議ではありません。

正確には、

第1期=YUNGBLUD「Abyss」+OneRepublic「Nobody」

第2期=AURORA「You Can’t Run From Yourself」+OneRepublic「Beautiful Colors」

です。

この4曲を「どちらが優れているか」というランキングのように比べる必要はないと私は思います。

むしろカフカの状況が変わったからこそ、その時の彼に合う音楽も変わった。

そう考えると、主題歌の交代自体が『怪獣8号』の物語の進行を表す演出に見えてきます。

そしてもう一つ面白いのが、OPとEDの役割です。

OPでは一貫して「カフカ自身の内側」に焦点が当たりやすい一方、EDではOneRepublicが続投しています。

私はここに、カフカ自身は変化していっても、仲間とのつながりや帰る場所は物語の中で残り続けるという対比も感じます。

OPは自分と向き合う時間。

EDは誰かのいる場所へ戻る時間。

そう捉えて第1期と第2期を聴き比べると、4曲が単独ではなく、一つの物語としてつながってくるのです。


まとめ|怪獣8号「ABYSS」は第1期、二期OPはAURORA

『怪獣8号』の「Abyss」は、YUNGBLUDが歌う第1期OPです。第2期主題歌ではありません。

第1期・第2期の主題歌を整理すると、

  • 第1期OP:YUNGBLUD「Abyss」
  • 第1期ED:OneRepublic「Nobody」
  • 第2期OP:AURORA「You Can’t Run From Yourself」
  • 第2期ED:OneRepublic「Beautiful Colors」

となります。

「Abyss」という“深淵”を思わせるタイトルは、怪獣になってしまった日比野カフカの孤独や、「自分は何者なのか」という不安と強く重なります。

そして第2期の「You Can’t Run From Yourself」では、その葛藤が「怪獣になった自分から逃げたい」という段階から、「この自分を抱えてどう生きるのか」という問いへ進んだように感じられます。

『怪獣8号』は、派手な怪獣バトルだけを描く作品ではありません。

一度夢に挫折した男がもう一度走り始め、自分の中にある異質な力と向き合いながら、大切な人たちと同じ場所を目指していく物語です。

だから主題歌もまた、単なる作品の飾りではありません。

「Abyss」を聴いたあとで第1期を見る。

「You Can’t Run From Yourself」を聴いたあとで第2期を見る。

するとカフカの表情や戦い方の奥にある、言葉にならない怖さや決意まで少し違って見えてきます。

物語を見てから音楽へ戻り、音楽からもう一度物語へ帰る。

その往復によって余韻が深くなっていくことこそ、『怪獣8号』の主題歌を味わう大きな魅力ではないでしょうか。


怪獣8号二期主題歌に関するよくある質問

Q1. 『怪獣8号』二期の主題歌は「ABYSS」ですか?

いいえ。「Abyss」はYUNGBLUDによる第1期OPです。

第2期OPはAURORA「You Can’t Run From Yourself」、第2期EDはOneRepublic「Beautiful Colors」です。

Q2. 「ABYSS」を歌っているのは誰ですか?

「Abyss」を歌っているのは、イギリス出身のロックアーティストYUNGBLUD(ヤングブラッド)です。

2024年4月から放送された『怪獣8号』第1期のOPとして使用されました。

「Abyss」には「深淵」という意味があり、怪獣になってしまった日比野カフカの孤独や内面的な葛藤と重ねて聴ける楽曲です。

Q3. 『怪獣8号』二期のエンディング曲は「Nobody」ですか?

いいえ。「Nobody」は第1期EDです。

第2期EDはOneRepublicの「Beautiful Colors」です。

OneRepublic自体は第1期から続投していますが、ED曲は第2期で変更されています。

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