『ダイヤのA』稲実戦は原作何巻?試合の収録範囲と該当エピソードを紹介

夏の夕暮れの球場、マウンドに立つ左腕投手の背中とスコアボード アクション・冒険

※本記事はプロモーションを含みます

『ダイヤのA』の稲実戦は、2年目夏の決勝が『actII』29〜34巻、1年目夏の決勝が第1部18〜22巻です。

アニメでは、2年目夏の決勝を描く『ダイヤのA actII -Second Season-』第2クールが、2026年10月11日から放送されています。第2クールは通算第14話から始まりました。

この記事では、2つの決勝の巻数とアニメの話数、各巻の見どころを整理します。あわせて、原作6冊ぶんの1試合をアニメがどう描くのかについて、私なりの考察もお届けします。

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ダイヤのA 稲実戦は何巻?答えは「actII 29〜34巻」と「第1部18〜22巻」

「稲実戦は何巻?」という疑問には、答えが2つあります。青道高校は、沢村が1年生の夏と2年生の夏の2回、西東京大会の決勝で稲城実業と戦っているからです。

  • 2年目夏の決勝(actII):29〜34巻(最終巻)。29巻は2021年12月17日、34巻は2023年5月17日に発売
  • 1年目夏の決勝(第1部):試合は18〜22巻。決勝前夜は17巻(2009年8月17日発売)

検索されている方の多くは、いまアニメで放送中のactIIの決勝を探しているはずです。そこでこの記事は、actIIの決勝を中心に扱います。

ただ、先にお伝えしたいことがあります。第1部の決勝を知っているかどうかで、34巻の重みはまったく変わります。

なお、actIIの連載は2022年に完結しています。「29〜34巻」は、その最終章が単行本にまとまった範囲です。


ダイヤのA actII 稲実戦の収録巻一覧と、前後で読みたい関連巻

「あの場面は何巻だったかな」と探している方のために、6冊の流れを表にまとめました。決着の中身は表には載せていません。

巻主な流れ
29巻決勝前夜、試合前の円陣、試合開始
30巻降谷と成宮の先発対決、序盤の投手戦
31巻中盤、稲実が機動力で揺さぶりをかける
32巻青道の反撃、エース沢村がマウンドへ
33巻終盤戦、沢村・御幸のバッテリーと稲実打線
34巻最終9回の攻防と決着、描き下ろしエピソード

表を眺めると、1冊でおよそ1〜2イニングずつしか進んでいないことが分かります。

これは引き延ばしではありません。1球ごとに選手の胸の内を描く『ダイヤのA』らしさが、最も濃く表れた結果だと私は考えています。

決勝の前後もあわせて読みたい方は、次の2つを押さえておくと流れがつかみやすくなります。

  • actII 25〜28巻:準決勝・市大三高戦。28巻の終盤から読むと、決勝前夜の空気から入れます
  • 第1部32巻:秋季大会で青道が鵜久森と戦う巻。稲実を破ったチームとの一戦です

ダイヤのA 稲実戦(actII決勝)29〜34巻の見どころ【ネタバレあり】

ここから先は、試合経過のネタバレを含みます。 未読の方は、次の「稲実戦はなぜ特別?」の見出しまで読み飛ばしてください。

29巻:決勝前夜と、試合前の円陣

29巻は、準決勝を勝ち抜いた青道が、決戦前夜を迎えるところから始まります。

この巻の山場は、試合前の円陣です。1年前の敗戦以来、青道は自分たちを「挑戦者」と位置づけてきました。その青道が、決勝の直前に自らを「王者」として鼓舞するのです。

私が単行本でこの場面を読んだとき、思わずページをめくる手を止めました。1年分の悔しさが、たった一言で反転する瞬間だったからです。

30巻:降谷と成宮、序盤の投手戦

先発のマウンドを託されたのは、背番号1の沢村ではなく降谷でした。

これは、怪物級の球威を持つ降谷で序盤を抑え、終盤をエースに任せるという青道の「継投の設計図」の表れだと私は読んでいます。

一方の稲実には、世代最強と呼ばれる左腕・成宮鳴が立ちはだかります。王者のエースの凄みを、青道打線は少しずつ思い知らされていきます。

31巻:稲実が動く、中盤の揺さぶり

降谷も成宮も譲らない投手戦。その膠着を崩しにかかるのが、稲実の1番・カルロスを起点とした機動力の攻撃です。

足でかき回し、守備にわずかな隙をつくらせる。打つだけではない王者の厚みが描かれ、1点の重さが際立つ巻です。

※画像はAIによるイメージ

32巻:青道の反撃と、エース沢村の登場

追う展開の青道は、ついに成宮から点をもぎ取ります。そして片岡監督は、流れを渡さないための継投に踏み切ります。

マウンドに上がるのは、背番号1の沢村です。

そこで打席に立つのがカルロス。内角を封じるような構えで、沢村を迎え撃ちます。

この構図に、ピンときた方も多いのではないでしょうか。第1部の決勝の終盤でも、カルロスは沢村の内角を消しにかかりました。1年前の「再現」から、沢村の2度目の決勝が始まるのです。

33巻:終盤戦、それぞれの「進化」

沢村と御幸のバッテリーは、主砲・山岡らを擁する稲実打線を迎え撃ちます。

その一方で、成宮もまた捕手・多田野とのバッテリーの中で変わろうとしています。勝つ側にも負ける側にも成長がある。この作品らしさが詰まった巻です。

34巻:最終9回、そして完結へ

※ここから決着に触れます。 結末を知りたくない方は、この小見出しを飛ばしてください。

甲子園を懸けた最終9回、稲実は成宮たちの出塁で一打サヨナラの好機をつくります。1年前と同じ、9回のマウンドに立つのは沢村です。

結果は、青道の勝利。1年前の雪辱を果たし、夏の甲子園出場を決めます。

34巻には描き下ろしエピソードも収められ、物語はここで幕を閉じます。

ネタバレを含む部分はここまでです。


稲実戦はなぜ特別?第1部18〜22巻、1年目夏の決勝

actIIの決勝が特別なのは、第1部18〜22巻で描かれた「あの敗戦」があるからです。

1年目の夏、青道は稲実をあとアウト1つまで追い詰めました。しかし9回裏、成宮自身の一打で逆転サヨナラ負けを喫します。

第1部の決勝で、9回のマウンドに立っていたのは1年生の沢村でした。actIIの決勝で9回を任されるのも、2年生でエースになった沢村です。

同じ相手、同じ決勝、同じ9回。違うのは、背中の番号と、背負ってきた1年分の重さだけです。

その後、稲実は秋季大会で鵜久森に敗れ、青道と稲実の真剣勝負は1年後の夏まで持ち越されます。この「1年間の空白」が、再戦の熱量を何倍にもしているのだと私は感じています。

ページ数で見ても、この再戦への力の入れ方は分かります。29巻の前夜と34巻の描き下ろしを差し引いても、actIIの決勝は試合そのものに5冊前後を費やしています。第1部の決勝と同等か、それ以上の紙幅です。

作者の寺嶋裕二先生が、この再戦を物語全体の「到達点」として置いた表れだと、私は受け取っています。

時間が許すなら、actIIの29巻に入る前に、第1部の18〜22巻を読み返してみてください。1年前に取りこぼした「アウト1つ」が、1球ごとに報われていく感覚を味わえるはずです。

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稲実戦のアニメは何話?第2クールは通算第14話から放送中

actIIの決勝:『actII -Second Season-』第2クール(第14話〜)

actIIの決勝を描くのは、『ダイヤのA actII -Second Season-』の第2クールです。2013年に始まったアニメシリーズの、通算4作目にあたる作品です。

第1クールは2026年4月から放送され、6月28日の第13話「道果てしなく」で締めくくられました。準決勝までを描いたこの第1クールの続きとして、10月11日の第14話から青道と稲実の決勝が始まっています。

  • テレ東系:2026年10月11日から、毎週日曜17:30〜
  • AT-X:2026年10月11日から、毎週日曜21:00〜
  • 配信:放送直後からNetflixで先行配信、ほかの配信サイトでも順次配信
  • 主題歌:オープニングはGLAY、エンディングはOxT
  • 主要スタッフ:監督・大庭秀昭さん、シリーズ構成・古怒田健志さん、制作はOLM Team Yoshioka

今から追いつきたい方は、第1クールの全13話を配信で観ておくと、準決勝から決勝前夜までの流れがつながります。各話のサブタイトルや配信先の最新状況は、公式サイトで確認するのが確実です。

キャスト面では、稲実の早乙女慎一郎役を佐久間大介さん(Snow Man)が演じることも発表されました。放送前の10月4日には、テレ東で松井秀喜さんが作品をたどる特別番組も放送されています。

さらに12月13日には、イベント「ダイヤのA オールスターゲームFINAL 東京選抜VS青道」が、昨年に続いて明治神宮野球場で開催されます。放送の盛り上がりと並走する形で、シリーズの集大成ムードが高まっているのを感じます。

第1部の決勝:アニメ第1期の後半

1年目夏の稲実戦は、アニメ第1期(2013年10月〜2015年3月放送)の後半、2014年の秋から冬にかけての放送回で描かれました。具体的な話数は、公式の話数一覧で確かめてから観るのがおすすめです。

カルロスが沢村の内角を封じにくる場面は、actIIの32巻と見比べると、作り手が「1年前の再現」を意識していたことがより鮮明になります。

※画像はAIによるイメージ

稲実戦はアニメで何話かかる?反響と筆者の考察

ここからは、私の私見としてお読みください。

読者が心を動かされたポイント

29巻の円陣の場面は、ファンの間でも特に熱く語られてきました。「挑戦者」を自称し続けたチームが「王者」を名乗る落差は、長く追いかけた読者ほど胸に刺さったはずです。

一方で、最終話の終わり方には賛否もありました。甲子園の途中で連載が終わったため、ネット上の一部で「打ち切りのようだ」という声が上がったのです。

これに対し寺嶋先生は、連載終了後まもなく自身のTwitterで打ち切りを否定しています。週刊連載を続ける体力やスケジュールの問題に加え、選手たちの進路を急いで雑に決めたくなかった、という趣旨でした。

私はこの説明を知ったとき、34巻の読後感がすっと腑に落ちました。あの決勝は誰かの人生の「結論」ではなく、まだ続いていく高校野球の「ひとつの到達点」として置かれているのだと思います。

原作6冊の1試合を、アニメは何話で描くのか

第2クールの最大の見どころは、原作で6冊を費やした1試合を、アニメがどう配分するかだと考えています。

仮に第2クールが1クール13話前後だとすれば、決勝の試合そのものにほぼ1クールを使う計算になります。私の予想では、前半の数話で29〜31巻の前夜から中盤の揺さぶりまで、中盤で32巻の沢村登板、終盤の数話で33〜34巻の9回と決着、という配分になるのではないでしょうか。

もし決着の前後にゆとりがあれば、試合後の余韻や、34巻の描き下ろしに近いエピソードが描かれる可能性もあります。ここは公式の発表を待ちたいところです。

そして注目したいのは「音」と「間」です。

原作は、1冊に1〜2イニングという密度です。コマとコマの間の沈黙、ミットに収まる捕球音、スタンドのざわめき。漫画では読者の想像に委ねられていた部分が、アニメでは具体的な音と時間になります。

第14話の放送で、ついに決勝のプレイボールが告げられました。原作を知る身としては、ここから先は「答え合わせ」ではなく「もう一度、同じ夏を生き直す時間」になると感じています。

GLAYとOxTという、これまでシリーズを彩ってきた2組が主題歌を担う点にも、制作陣の「総決算」の意識がにじみます。13年続いてきたアニメシリーズが、ついに原作の到達点に追いつこうとしているのです。

楽しみ方は2通りあると思います。原作29〜34巻を先に読み、放送を味わい直す方法。あえて原作を閉じたまま、アニメで初めてこの試合に立ち会う方法。

どちらが正解ということはありません。ただ、第1部の決勝だけは先に観ておくことをおすすめします。1年前と今年のカルロスの構えが重なった瞬間、この決勝は単なる1試合ではなくなるはずです。


まとめ|ダイヤのA 稲実戦は原作actII29〜34巻・第1部18〜22巻

『ダイヤのA』の2年目夏の決勝は、『actII』の29〜34巻に収録されています。29巻で試合が始まり、32巻でエース沢村が登板し、34巻で決着します。

アニメでは、『ダイヤのA actII -Second Season-』第2クールとして、2026年10月11日の第14話から放送中です。テレ東系は日曜17:30、AT-Xは日曜21:00、Netflixでも先行配信されています。

1年目夏の決勝は、第1部の18〜22巻、アニメ第1期の後半です。2つの決勝を続けて味わうと、1年分の想いが一球ごとに積み重なっていくのを感じられるでしょう。


よくある質問

ダイヤのA actIIの稲実戦は何巻から何巻までですか?

29巻から34巻(最終巻)までです。29巻は2021年12月17日、34巻は2023年5月17日に発売されました。

第1部(1年目の夏)の稲実との決勝は何巻ですか?

試合は18〜22巻に収録されています。決勝前夜は17巻です。

稲実戦のアニメは何話から放送されていますか?

actIIの決勝は、『ダイヤのA actII -Second Season-』第2クールの第14話(2026年10月11日放送)から描かれています。シリーズとしては通算4作目のアニメです。

稲実戦の前の試合は何巻ですか?

actIIでは、準決勝の市大三高戦が25〜28巻に収録されています。28巻の終盤から読むと、決勝前夜の空気から入れます。

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(みらくる)

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