『フールナイト』はまだ完結していません。2026年9月時点で単行本は13巻まで発売され、物語はその先も連載中です。
「最終回はもう迎えた?」「最新刊は何巻?」「あと何巻くらい続くの?」と気になっている方へ、現在確認できる刊行状況と連載の進み具合、物語がどこまで来ているのかを整理します。
『フールナイト』は完結した?2026年9月時点では連載中
結論から言うと、安田佳澄さんの漫画『フールナイト』は2026年9月時点で完結していません。
小学館の『ビッグコミックスペリオール』で連載が続いており、単行本は第13集まで刊行済みです。小学館の公式コミックページでも第13集が2026年6月30日発売として案内され、電子版も13巻まで配信されています。ビッグコミックブロス+1
つまり、検索で「フールナイト 完結」と調べている方がまず押さえておきたいのは、次の3点です。
- 『フールナイト』はまだ完結していない
- 最新刊は第13巻
- 第13巻発売後も物語は続いている
2026年8月28日発売の『ビッグコミックスペリオール』第18号でも、同誌は『フールナイト』を連載作品として扱っています。少なくとも現時点で「最終回を迎えた作品」と見る状況ではありません。ビッグコミックブロス
ここは意外と混同しやすいところです。
単行本の最新巻まで読んだとしても、それが作品全体の最終巻という意味ではありません。「最新刊=完結巻」ではなく、現在進行形の物語を収録した最新の単行本と考えるのが正確です。
特に『フールナイト』は、ひとつの大きなエピソードが終わるたびに物語の問いそのものが広がってきました。
そのため、第8巻で「アイヴィー編」が完結したことを知り、「作品自体も終わったのでは?」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、完結したのはあくまで大きな一章です。
神谷トーシローの物語そのものは、その後さらに核心へ進んでいます。
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『フールナイト』最新刊は何巻?13巻までの刊行状況を整理
『フールナイト』の最新刊は、2026年6月30日に発売された第13巻です。ビッグコミックブロス
これまでの単行本発売日は以下のようになっています。
巻数 発売日
第1巻 2021年3月30日
第2巻 2021年8月30日
第3巻 2022年1月28日
第4巻 2022年6月30日
第5巻 2022年11月30日
第6巻 2023年4月28日
第7巻 2023年9月28日
第8巻 2024年3月29日
第9巻 2024年9月30日
第10巻 2025年2月28日
第11巻 2025年7月30日
第12巻 2026年1月30日
第13巻 2026年6月30日
第12巻は2026年1月30日、第13巻は同年6月30日に発売されています。小学館公式でも第12巻、第13巻の刊行を確認できます。ビッグコミックブロス+1
これまでを見ると、おおむね数か月ごとに単行本が刊行されてきました。
ただし、第14巻の正式な発売日は、今回確認できた小学館公式の刊行情報ではまだ示されていません。
過去の刊行間隔だけから次巻発売日を断定するのは避けたいところです。
連載作品は休載や掲載ペース、単行本化作業によって発売時期が動くため、「○月に必ず出る」と予想するより、正式発表を待つのが確実でしょう。
第13巻にはどこまで収録されている?
第13巻は、第109話から第116話までを収録しています。
小学館による第13巻の紹介では、アイヴィーとの心の交流を経て「生きることの意味」を見出したトーシローが、自分自身も意図的に力を与えられた存在だったという、新たな段階へ踏み込んでいます。ビッグコミックブロス
ここが現在の『フールナイト』を考えるうえで、とても重要です。
第1巻のトーシローは、未来を生きることよりも「霊花になること」に救いを求めていました。
ところが物語が進むにつれ、焦点は「死ぬまでどう生きるか」から、
「自分はなぜこの力を与えられたのか」
「転花という技術は、そもそも誰のために存在するのか」
という、さらに大きな問いへ移っています。
つまり13巻は、最終回へ向けて物語を閉じているというより、むしろ作品世界の根幹を掘り下げている段階だと感じます。

『フールナイト』は最終回に近い?物語の進み具合から考える
では、『フールナイト』は完結していないとしても、最終回には近づいているのでしょうか。
現時点で出版社や作者から「あと○話で完結」「第○巻が最終巻」といった明確な案内は確認できないため、最終回の時期を断定することはできません。
ただ、単行本の流れを見ると、物語が初期とはかなり違う段階へ進んでいることは分かります。
1〜2巻は「トーシローはどう生きるか」が中心だった
『フールナイト』の舞台は、厚い雲によって陽光が届かなくなり、ほとんどの植物が枯れた未来の地球です。
酸素不足に陥った人類は、人間を植物へ変える「転花」を生み出しました。
主人公・神谷トーシローも貧困の中で追い詰められ、霊花になる道を選びます。
転花してすぐに完全な植物になるわけではありません。
トーシローには霊花になるまで残された時間があり、その時間をどう使うのかが初期の大きなテーマでした。
個人的に、『フールナイト』が単なるディストピアSFに見えない理由はここにあると思っています。
世界を救う英雄から始まるのではなく、明日の生活さえ苦しい青年の「もう生きられない」という感情から物語が始まる。
だからこそ、未来世界でありながら妙に現代の空気を感じるのです。
中盤ではアイヴィーの存在が「人間とは何か」を揺さぶった
やがてトーシローの前に現れるのが、完全な霊花でありながら自由に動くアイヴィーです。
本来、人間が植物へ変われば、それまでと同じ形で行動する存在ではなくなるはずでした。
ところがアイヴィーには、記憶や感情を思わせるものがあります。
トーシローとアイヴィーの対立は次第に、単純な「人間対怪物」では説明できないものになっていきます。
そして第8巻では、二人が「あらゆる生物の記憶と感情が息づく花畑」で言葉を交わし、アイヴィー編が完結しました。
小学館も第8巻を「アイヴィー編ついに完結」と明記しています。
ここだけを見れば、非常に最終回らしい一区切りに見えるかもしれません。
しかし、この決着は『フールナイト』そのものの終幕ではありません。
むしろトーシローはアイヴィーとの出会いを経て、「生きたい」と感じる側へ変わっていきます。
私にはここが、この漫画の大きな反転地点に見えます。
死ぬために転花した青年が、生きたいと思ったときから、本当の意味で物語が始まり直している。
『フールナイト』は、その残酷なねじれをとても丁寧に描いている作品です。
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9巻以降は転花技術そのものの謎へ進む
アイヴィー編のあと、第9巻ではヨミコが九大博士からの指令を受け、トーシローを転花させた科学者を探す流れへ入ります。
この段階から、物語は「異常な霊花アイヴィーとは何だったのか」だけではなく、「トーシロー自身とは何者なのか」という方向へ広がっていきます。
第12巻になると、転花院、セントラル、貧困街など、それぞれ異なる立場の人々が抱える願いが衝突します。小学館による第12巻紹介でも、この対立が大きな軸として描かれています。ビッグコミックブロス
さらに第13巻では、トーシロー自身が意図的に力を持たされた存在だったことが大きく扱われます。ビッグコミックブロス
初期から読んでいると、ここには非常に大きな変化があります。
最初の問いは、
「人間として苦しみながら生きるか、それとも植物になるか」
でした。
それが現在では、
「転花とは誰が作ったものなのか」
「霊花に残るものとは何なのか」
「トーシローの力はなぜ存在するのか」
「この社会は誰の犠牲によって成り立っているのか」
という方向へ広がっています。
その意味では、物語の核心には確実に近づいているように見えます。
ただし、核心に近づいたことと、すぐ最終回になることは同じではありません。
むしろ安田佳澄さんが、ここから転花の起源や世界の構造をどこまで描くのかによって、残りの物語量は大きく変わりそうです。
『フールナイト』は何話まで進んでいる?単行本との差に注意
単行本だけを追っている読者が見落としやすいのが、雑誌・Web掲載分は第13巻より先へ進んでいるという点です。
第12巻には第100話〜第108話、第13巻には第109話〜第116話が収録されています。ビッグコミックブロス+1
つまり、第13巻を読み終わっても、それが現在公開されている物語の最終地点ではありません。
元ネタの小学館作品ページでは、2026年8月28日に第120話「解剖」まで更新されたことが確認されています。
第13巻の最終収録話が第116話ですから、少なくともその先のエピソードがすでに存在することになります。
ここは「フールナイト 完結」で検索している方にとって、かなり大切なポイントでしょう。
13巻を読破して「ここで終わり?」と思っても、まだ続きがあります。
単行本派の場合は、次巻にまとまるまで待つ形になります。
一方で連載を追う場合は、単行本より少し先の展開を確認できます。
ただし公開範囲や無料話数は時期によって変わるため、最新状況は小学館側の作品ページで確認するのが確実です。
第14巻はどこから収録されそう?
正式な収録内容が発表されるまでは断定できませんが、これまでの流れから考えれば、第13巻が第116話で終わっているため、第117話以降が次巻候補になると考えるのが自然です。
ただ、収録話数やページ構成は巻によって調整される場合があります。
そのため「第14巻は第○話まで」と現段階で決めつけるのは避けるべきでしょう。
個人的には、この単行本と連載の差を見るだけでも、「もう最終回まで刊行済み」という状態ではないことがよく分かります。
作品は明確に動き続けています。

『フールナイト』の最終回はどうなる?完結までに残された問いを考察
ここからは、現在までに公開されている情報を踏まえた筆者の考察です。
『フールナイト』が最終的にどこへ着地するのかを考えるなら、単純に「敵を倒して終わる物語」にはならないのではないか、と私は感じています。
この作品がずっと描いてきたのは、勝敗よりも選択する自由が本当に存在するのかという問題だからです。
最終回最大の問いは「転花をなくすか」だけではない
転花は、人間を植物へ変える残酷な技術です。
しかし同時に、ほとんどの植物が失われた世界において、霊花は酸素を生み出す存在でもあります。
つまり「転花はひどい制度だから廃止すればいい」と単純には言い切れません。
なくせば救われる人がいる一方で、その制度によって維持されている社会もあります。
ここに『フールナイト』の苦しさがあります。
誰か一人の悪意ですべてが生まれたのであれば、その人物を倒せば物語は終わります。
しかしこの漫画が描いているのは、もっと複雑です。
生きるために作られた仕組みが、弱い立場の人間に大きな代償を払わせている。
これは100年後の架空世界の話でありながら、現代社会の格差や貧困とも重なって見えます。
小学館の編集者コメントでも、本作について「格差」と「貧困」という現代にもつながる問題が強調されています。ビッグコミックブロス
だから私は、最終回で問われるのは「転花の存続・廃止」だけではなく、人が追い詰められずに選択できる世界を作れるかどうかではないかと考えています。
トーシローが「自分で生き方を選ぶ」ことが物語の着地点になる?
トーシローは物語の最初、自分の未来を積極的に選べる状態ではありませんでした。
貧困や家庭環境に追い詰められた末に、転花を選びます。
形式上は本人が決めています。
けれど、他に現実的な道がほとんど残っていなかったとすれば、それを完全に自由な選択と呼べるのか。
『フールナイト』はそこを静かに問い続けてきたように思います。
ところがアイヴィーとの交流を経たトーシローは、生きる意味を見つけ始めます。
そして現在は、「自分がなぜ力を与えられたのか」という、自分自身の存在理由に向き合う段階へ来ました。
だからこそ筆者としては、最終回で最も重要なのは、トーシローが人間のままなのか、霊花になるのかという結果だけではないと思っています。
今度こそ誰かに追い込まれた選択ではなく、自分自身で生き方を選べるのか。
そこまで描かれたとき、この物語は初めて第1話の問いに答えられるのではないでしょうか。
「人」と「植物」の境界も最後まで重要になりそう
アイヴィー編が物語に残したものも無視できません。
アイヴィーは完全な霊花でありながら動き、トーシローと感情を交わしました。
もし霊花にも記憶や感情と呼べるものが残るのなら、「人間をやめて植物になる」という言い方そのものが揺らぎます。
人間とは身体なのか。
記憶なのか。
感情なのか。
誰かとつながることなのか。
『フールナイト』はSF的な設定を使いながら、この境界を何度も曖昧にしてきました。
最終回へ向かうほど、この問いは転花技術の正体と結びついていくのではないかと考えています。
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『フールナイト』完結まで読むなら今どこを押さえるべき?
これから『フールナイト』を読み始める方は、最終回だけを急いで知ろうとするより、トーシローの心がどう変化してきたかを追うと作品の魅力が分かりやすいと思います。
大きく見ると、現在までの流れは次のように整理できます。
最初のトーシローは、生きることに希望を持てず、霊花になることを選びます。
その後、国立転花院で働き、ヨミコやさまざまな霊花と出会います。
そして動く霊花アイヴィーとの出会いにより、人間と植物、生と死の境界そのものが揺さぶられます。
第8巻ではアイヴィー編が大きな決着を迎えます。
しかし、その経験によって「生きる意味」を見つけたトーシロー自身にも、さらなる秘密があることが明らかになっていきます。
第9巻以降では、トーシローを転花させた人物や転花技術をめぐる謎が広がり、第12〜13巻では個人の物語から社会全体の構造へ視点が拡大します。
この流れを見ていると、『フールナイト』は現在、「主人公が死を選んだ理由」を描く物語から、「主人公がどんな未来を選ぶのか」を描く物語へ反転したように感じます。
ここが、単なる最新刊情報だけでは見えてこない面白さです。
第1巻と最新13巻では、同じ「生きる」という言葉でも重さがまるで違います。
最終回がいつなのかはまだ分かりません。
けれど完結するとき、第1巻のトーシローを知っている読者ほど、その最後の選択に大きな意味を感じる作品になるのではないでしょうか。
まとめ|『フールナイト』は未完結、13巻の先も物語は続いている
『フールナイト』は、2026年9月時点では完結していません。
単行本は2026年6月30日発売の第13巻まで刊行されており、小学館側でも現在13巻まで確認できます。ビッグコミックブロス+1
第13巻には第109話〜第116話が収録され、その後も物語は進行しています。
現時点では第14巻の正式な発売日や、「第○巻で完結する」といった最終巻の告知は確認できません。
物語としてはアイヴィー編という大きな山場を越えましたが、トーシロー自身の秘密や転花技術をめぐる思惑など、作品の根幹に関わる問題はむしろ深まっています。
私が『フールナイト』を追っていて興味深いと感じるのは、物語が進むほど「生きるか死ぬか」という二択では収まらなくなっている点です。
誰かに選ばされた人生ではなく、自分で生き方を選べるのか。
トーシローが最後にどんな答えへたどり着くのか。
完結していない今だからこそ、その変化を一巻ずつ追いながら最終回を待つ時間も、この作品を味わう一部なのだと思います。
よくある質問
『フールナイト』は完結していますか?
いいえ。2026年9月時点では完結しておらず、連載が続いています。
単行本も第13巻まで発売されており、最終巻であるとの発表はありません。
『フールナイト』は何巻まで発売されていますか?
最新刊は第13巻です。
小学館から2026年6月30日に発売され、第109話〜第116話が収録されています。ビッグコミックブロス
『フールナイト』第14巻の発売日はいつですか?
現時点で確認できる小学館公式情報では、第14巻の発売日は正式発表されていません。
過去の発売間隔から時期を予測することはできますが、確定情報ではないため、今後の小学館からの案内を確認するのが確実です。



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