『薬屋のひとりごと』第3期は、原作小説5巻から始まるとみてよく、漫画は2種類あるため読む巻に注意が必要です。
結論からいうと、サンデーGX版は20巻終盤〜21巻、ビッグガンガン版は17巻の続き以降が第3期の目安です。ただし「漫画の何話からか」は2作品で話数表記も進行状況も異なるため、巻数と原作小説5巻を基準に考えるのが最も分かりやすいです。
『薬屋のひとりごと』第3期は漫画の何巻から?結論を整理
『薬屋のひとりごと』第3期から原作を読みたい方が最初に知っておきたいのは、この作品にはコミカライズが2種類存在することです。
同じ『薬屋のひとりごと』でも巻数と物語の進み方が違うため、「第3期は漫画○巻から」と一つの数字だけで答えると、かえって間違いやすくなります。
整理すると、目安は次のようになります。
原作・漫画 アニメ第2期までの範囲 第3期を追う目安
原作小説 3〜4巻 5巻から
ビッグガンガン版 8〜17巻 17巻の続き以降
サンデーGX版 8〜20巻付近 20巻終盤〜21巻から
最も確実なのは、日向夏さんによる原作小説の第5巻から読む方法です。
アニメ第1期は原作小説1〜2巻、第2期は3〜4巻を中心に映像化しました。その流れを受け、第3期は小説5巻以降が中心になると考えられます。
しかも今回は、単純に過去2シーズンのペースから推測しているだけではありません。
2026年8月15日に公開された第3期の公式情報では、後宮を離れた猫猫、皇弟として責務に向き合う壬氏、国を襲う災害の予兆、そして「旅」を軸とした物語が明かされています。
これらは原作小説第5巻以降へ進むことを裏付ける要素になっています。
したがって、「第3期を原作で先取りしたい」という方なら小説5巻、「どうしても漫画で読みたい」という方なら、どちらのコミカライズを読んでいるか確認してから続きを選ぶのがおすすめです。
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第3期は原作小説5巻から!第1期・第2期との対応は?
アニメ『薬屋のひとりごと』がどこまで進んだのかを理解するには、まず原作小説との対応を見るとすっきりします。
第1期は全24話で、原作小説の第1〜2巻が中心でした。
猫猫が花街から後宮へ連れてこられ、壬氏に薬師としての能力を見いだされるところから始まり、羅漢と鳳仙を巡る物語までが描かれています。
そして2025年1月10日から7月4日まで放送された第2期も全24話。アニメでは第25話から第48話にあたり、原作小説の第3〜4巻が中心です。
楼蘭妃、子翠、翠苓、子昌らを巡る複数の謎がつながり、やがて子の一族を巻き込む大事件へ発展しました。
最終話となった第48話「はじまり」では、子の一族の鎮圧が終わった後、猫猫と壬氏が楼蘭の残したものと、それぞれが背負うものに向き合います。
ここまでを大きく並べると、
- 第1期=原作小説1〜2巻
- 第2期=原作小説3〜4巻
- 第3期=原作小説5巻から
という非常に分かりやすい流れです。
第3期は2026年10月2日(金)23時から、日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」枠で全国同時放送が始まります。
さらに第3期は分割2クールで、第1クールが2026年10月から、第2クールが2027年4月から放送される予定です。
そのため過去2シーズンと同程度の構成になるなら、第3期全体では原作小説5〜6巻前後が大きな目安になると考えられます。
ただし、ここは区別しておきたいところです。
「第3期が5巻から始まること」と、「第3期が6巻までを最後まで映像化すること」は同じ意味ではありません。
どこまで描くかについてはエピソードの再構成やアニメ独自の尺配分も関わるため、公式から詳細な話数構成が示されるまでは断定を避けるべきでしょう。
それでも第3期公式PVやあらすじを見る限り、少なくとも小説5巻から始まる新章が大きな軸になるという見方には十分な根拠があります。
『薬屋のひとりごと』第3期は漫画何話から?2種類の違いに注意
「薬屋のひとりごと 第3期 漫画何話」と検索した方にとって、いちばん戸惑いやすいのがここだと思います。
『薬屋のひとりごと』には、原作小説をもとにしたコミカライズが2種類あります。
一つは、ねこクラゲさん作画、七緒一綺さん構成によるスクウェア・エニックス「月刊ビッグガンガン」版『薬屋のひとりごと』。
もう一つは、倉田三ノ路さん作画による小学館「月刊サンデーGX」版『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』です。
どちらも日向夏さんの小説を原作としていますが、同じ物語を同じ速度でコミカライズしているわけではありません。
ここが「漫画の何巻から?」「何話から?」という検索に対する最大の注意点です。
第2期で描かれた原作小説3〜4巻に相当する範囲は、ビッグガンガン版ではおおむね8〜17巻、サンデーGX版では8〜20巻付近まで進んでいます。
つまり「第3期を見る前に漫画を買おう」と思っても、両方とも同じ「21巻」を買えばいいわけではないのです。
サンデーGX版は20巻終盤〜21巻が目安
倉田三ノ路さんによるサンデーGX版は、ビッグガンガン版より先の原作エピソードまでコミカライズされています。
第20巻では、壬氏率いる禁軍による猫猫の救出、子昌の討伐、そして楼蘭と子の一族を巡る物語の決着など、アニメ第2期終盤と重なる内容が描かれます。
つまり20巻は第2期のクライマックスと第3期へつながる境目の巻と考えると分かりやすいでしょう。
「アニメ第2期の最後を漫画でも振り返り、そのまま先へ進みたい」という方なら20巻から。
反対に、アニメ第48話までしっかり視聴済みで、重複をできるだけ避けながら先へ進みたい方なら、21巻を一つの入り口にする方法が分かりやすいです。
21巻では、子の一族の事件後、後宮から花街へ戻った猫猫の日常と、国を揺るがしかねない災害への関心が物語の中心へ入り始めます。
まさに第3期公式情報で示されている「後宮から市井、さらに隣国へ」という世界の拡大につながっていく部分です。
なお「漫画の第何話から」とピンポイントで探す場合は、単行本の区切りとアニメの区切りが完全には一致しない点に注意してください。
第2期最終話の内容と第3期の導入が漫画単行本の境界できれいに分かれているわけではないため、何話という一点より、20巻終盤から21巻という範囲で捉えるほうが安全です。
公式から「アニメ第49話=漫画第○話」といった対応表が発表されているわけでもありません。不確かな話数を断定するより、原作小説5巻という基準とコミックスの対応範囲を合わせて見るほうが誤解がありません。
ビッグガンガン版は17巻が第2期クライマックス
一方、ねこクラゲさん作画のビッグガンガン版は、2026年7月24日に発売された第17巻で原作小説第4巻のクライマックスを収録しています。
つまり第17巻は、第3期そのものではなく、基本的にはアニメ第2期終盤に相当する巻です。
したがって「第3期の続きだけをビッグガンガン版の単行本ですぐ大量に読みたい」と考えている方は注意が必要です。
第3期の出発点となる原作小説5巻相当は、17巻の続きとなる範囲から本格化していくと整理するのが適切です。
ここは個人的にも非常に重要なポイントだと感じます。
検索結果で「17巻」「20巻」と数字だけを見ると、17巻より20巻のほうが単純に物語も3巻分先だと思ってしまいがちです。
しかし出版社も作画担当も構成も異なる別コミカライズですから、巻数そのものを横並びで比較することはできません。
「17巻だから遅い」「20巻だから3巻分先」という理解ではなく、それぞれが原作小説のどこを描いているかを見る。
この視点を一つ持っておくだけで、『薬屋のひとりごと』の原作を選ぶときの混乱はかなり減るはずです。

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第3期はどこまで?小説5〜6巻が有力な理由
では、『薬屋のひとりごと』第3期はどこまで進むのでしょうか。
現時点で第3期の最終到達点が原作の何巻になるのか、すべて公式発表されているわけではありません。
ただし、過去のアニメ化ペースを見ると一つの目安はあります。
第1期は全24話で小説1〜2巻、第2期も全24話で3〜4巻が中心でした。
第3期も分割2クールとして放送されるため、同じペースが続けば原作小説5〜6巻を中心に構成される可能性が高いと考えられます。
そして何より興味深いのが、2026年8月15日に解禁された公式PVとキービジュアルです。
第3期では、朝焼けの空と黄金色の麦畑の中を進む猫猫と壬氏が描かれました。
公式が示したテーマは、これまで以上に明確な「旅」です。
物語の舞台も後宮だけではありません。
後宮から市井へ、そしてさらに隣国へと広がり、猫猫と壬氏はこれまでとは違う立場で新しい事件へ関わっていきます。
その導入となるのが、朝餉に出された「いなご」です。
猫猫は食事に並んだいなごに小さな違和感を覚え、その正体を調べ始めます。
一方の壬氏は、第2期までのような「後宮を管理する美貌の宦官」という表向きの立場だけではいられなくなりました。
本来の身分である皇弟としての責務に向き合い、楼蘭から残された「国を襲う災害の予兆」に頭を悩ませます。
さらに、人々を惑わせる謎の仙女・白娘々(パイニャンニャン)の噂も浮上。
白娘々役には上田麗奈さんが決定しており、第3期から物語へ加わる重要人物として紹介されています。
つまり第3期の始まりは、単に「猫猫がまた一つ事件を解く」という小さなリセットではありません。
猫猫の身近な食卓で見つかった違和感と、壬氏が背負う国家規模の危機が、一本の線として結ばれていく物語になることが予想されます。
ここが第1期・第2期との大きな違いではないでしょうか。
漫画から読むならどちらがおすすめ?第3期の「旅」と相性で選ぶ
「結局、漫画ならどちらを読めばいいの?」という方もいるでしょう。
第3期の内容をなるべく先まで漫画で読みたいなら、現時点ではサンデーGX版『猫猫の後宮謎解き手帳』のほうが先のエピソードまで追いやすいと考えられます。
第2期の決着も含めて読み直すなら20巻付近から、その先を中心に追いたいなら21巻以降を目安にすると分かりやすいです。
一方で、ビッグガンガン版をこれまで集めてきた方が、無理にサンデーGX版へ乗り換える必要はありません。
ビッグガンガン版第17巻は子の一族を巡る大きな物語のクライマックスを収録しているため、アニメ第2期の濃密な終盤を漫画ならではの表現で味わい直したい方には魅力的です。
そして、漫画の刊行を待たず第3期より先の物語まで読み進めたいのであれば、やはり原作小説5巻から読むのが最短ルートになります。
個人的には、ここを「どの媒体が上か」ではなく「何を味わいたいか」で選んでほしいと思います。
アニメには声、音楽、芝居、背景、美術によって物語を一瞬で感情へ変える力があります。
漫画には、一コマの表情や視線で立ち止まり、自分の速度で伏線を確かめられる楽しさがあります。
そして原作小説には、登場人物の思考や世界の仕組みを、文章だからこその密度で追える面白さがあります。
第3期のように舞台が大きく広がるタイミングでは、この違いがむしろ作品の魅力を何度も味わわせてくれるのではないでしょうか。

第3期の原作範囲から見える「後宮の謎解き」からの変化
ここからは少し私見を交えて、第3期の原作範囲がなぜ重要なのか考えてみます。
私が注目しているのは、第3期が「新しい事件編」というだけではなく、『薬屋のひとりごと』そのものの視界が広がる転換点になっていることです。
第1期の猫猫は、人さらいによって後宮へ売られた一人の少女でした。
なるべく目立たず、年季が明けるまで静かに暮らしたかったはずなのに、薬と毒への好奇心、そして目の前の違和感を放っておけない性分から、次々と事件へ近づいていきます。
第2期では、その小さな違和感がやがて楼蘭や子翠、翠苓、子昌へとつながり、子の一族という大きな問題にまで広がりました。
そして第3期。
猫猫が最初に引っかかるのは、またしても非常に小さな違和感です。
朝餉の「いなご」。
私はこの始まり方が、実に『薬屋のひとりごと』らしいと感じます。
国を襲うかもしれない災害の物語だからといって、最初から大臣たちが会議を開き、壮大な事件として提示されるわけではありません。
猫猫が食卓のほんの小さな異変に気づく。
その観察眼から、見えていなかった巨大な危機の輪郭が徐々に浮かんでくる。
つまり舞台が後宮から国全体へ広がっても、「小さな違和感から真実へ近づく」という作品の芯は変わっていないのです。
ここが第3期の面白さになるのではないでしょうか。
もう一つ重要なのが壬氏です。
第2期までの出来事を経て、壬氏は本来の立場を避け続けることが難しくなっています。
公式の第3期紹介でも、「本来の身分・皇弟としての責務に向き合い始めた」と明確に説明されています。
猫猫が「日常の違和感」から国の異変へ近づく一方で、壬氏は「皇弟」という国家の側から同じ危機へ近づいていく。
この正反対の入り口から同じ問題へ向かっていく構造が、第3期ではさらに鮮明になるのではないかと私は考えています。
そして、それは二人の関係を見るうえでも意味があります。
これまで壬氏が猫猫へ事件を持ち込み、猫猫が仕方なく謎を解く構図は何度もありました。
しかし舞台が広がれば、壬氏には壬氏にしか背負えない責任があり、猫猫には猫猫だから気づける現実があります。
ただの「上司と部下」、あるいは「謎を持ってくる人と解く人」だけではなく、それぞれの場所から世界を見る二人になっていく。
原作小説5巻から始まる物語は、そうした意味でもシリーズの空気が切り替わる地点だと思います。
さらにOPテーマを担当するヨルシカ側のコメントでも、第3期のテーマが「旅」であり、ある種のロードムービーだと説明されたことが明かされています。
曲名は「雲を抜け風下へ私だけ」。
広大な草原を連想して生まれた楽曲のイメージと、『薬屋のひとりごと』第3期の「旅」が偶然のようにつながったという制作背景も語られました。
公式キービジュアルに描かれた黄金色の麦畑も含め、第3期は物語の内容だけでなく、画面の広さそのものが変わっていくシーズンになりそうです。
後宮という閉ざされた場所で始まった物語が、風の吹く草原へ向かっていく。
それは猫猫と壬氏が置かれる世界が広がるだけでなく、二人が「自分はどこへ進むのか」を問われ始めることの視覚的な象徴にも見えます。
私はここに、第3期ならではの余韻を感じています。
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まとめ|『薬屋のひとりごと』第3期は漫画20巻前後・小説5巻から確認
『薬屋のひとりごと』第3期は、原作小説では5巻から始まると考えてよいでしょう。
漫画については2種類あるため、一つの巻数だけで覚えないことが大切です。
サンデーGX版『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』では、第20巻がアニメ第2期終盤と第3期への橋渡しにあたる範囲で、重複を減らして先へ進みたいなら21巻が分かりやすい入り口になります。
一方、ビッグガンガン版『薬屋のひとりごと』第17巻は原作小説4巻のクライマックスを収録しているため、第3期に相当するのはその続き以降と考えるのが適切です。
「漫画の何話から?」については、2種類の漫画で話数や構成が異なり、アニメ第49話との公式な一対一対応が示されているわけではありません。
そのため、話数を無理に一点指定するより、「原作小説5巻」「GX版20巻終盤〜21巻」「ビッグガンガン版17巻の続き」という3本の基準で覚えるのが最も迷いにくいでしょう。
そして2026年10月2日に始まる第3期では、物語の舞台が後宮から市井、さらに隣国へと広がります。
朝餉のいなごから違和感を拾い上げる猫猫と、皇弟として国を襲う災害の予兆に向き合う壬氏。
二人の道がどこで重なっていくのか。
第3期の「旅」は、場所を移動するだけの旅ではなく、猫猫と壬氏がそれぞれの立場を引き受けながら前へ進んでいく物語になるのではないかと、私は楽しみにしています。
よくある質問
『薬屋のひとりごと』第3期は原作小説の何巻からですか?
原作小説5巻からが目安です。第1期が1〜2巻、第2期が3〜4巻を中心に描いているため、第3期はその続きとなる5巻以降へ進みます。
第3期は分割2クールで放送予定のため、過去のアニメ化ペースを踏まえると5〜6巻が中心になる可能性がありますが、最終的にどこまで描くかは公式の詳細発表を待つ必要があります。
『薬屋のひとりごと』第3期は漫画の何巻から読めばいいですか?
漫画は2種類あります。サンデーGX版なら20巻終盤〜21巻、ビッグガンガン版なら17巻の続き以降が第3期へつながる目安です。
アニメ第2期との重複を少なくしたい場合、サンデーGX版は21巻から読む方法が分かりやすいでしょう。
『薬屋のひとりごと』第3期は漫画の何話からですか?
アニメと漫画には公式の一対一の話数対応表がなく、さらにコミカライズが2種類存在するため、「漫画第○話から」と一つの数字で断定するのは適切ではありません。
第3期を確実に先取りしたい方は原作小説5巻から、漫画派の方は利用しているコミカライズを確認したうえで、GX版20巻終盤〜21巻、ビッグガンガン版17巻の続き以降を目安にするのがおすすめです。
執筆:みらくる(アニメ・ドラマ考察ブロガー|感情言語化スペシャリスト)



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